高津 和彦コラム(1)

■ 知名度ゼロでも、本は出せる!
  ――著書があることのメリット。



もし、あなたが本の著者になったらどうなるか。

まず、印税収入があります。が、これは本がたくさん売れたらの話。
本を出すまでの産みの苦しみという原価に対して、ほぼ相殺されるものと考えて下さい。

本があまり売れなかった場合でも、メリットはたくさんあります。

1.名刺代わりになる
自分はこんな本を出しています、と自己紹介しやすくなります。

2.信頼される
著書があると、信頼が増します。一般的な信用度が得られるのはもちろん、著書のカテゴリにおけるスペシャリストとして認知されるようになります。

3.宣伝になる
仕事にプラスの影響があります。特に、事業をしている方にとっては、またとない宣伝媒体になります。

4.人脈が増える
出版社主催の著者パーティに出席できるようになりますし、著書をきっかけに興味を持って下さった方から声をかけていただける機会が多くなります。

5.講演やセミナーができる
著書の内容をテーマに、講演やセミナーができます。また、今回の私のように出版した体験それ自体も講演テーマになり得ます。

ザッと挙げただけでも、これだけのメリットがあります。
もちろん、これらのことから副産物的に派生したメリットもたくさんありました。


私の場合、具体的には
・ 自社サイトへのアクセス数が増えた
・ メディアから取材申込みが来るようになった
・ 講演や執筆の依頼が来るようになった
・ 結果として、仕事の幅が広がった


もうおわかりだと思いますが、経営者の方・士業の方・フリーランスの方は、絶対に著書を出した方がいいです。必ず、本業にプラスの影響があります。
著者=自分自身がまたとない宣伝広告塔になり、著書が抜群の威力を持った宣伝ツールになるのです。

ただし、これは著書が『商業出版』である場合。

自費出版では、これらのメリットは期待できません。
お金さえ出せば誰でもできる自費出版は、いくら内容がよくても無意味です。

商業出版するためには、編集者のハートを射止め、出版企画会議にあげてもらわなくてはなりません。
そのためには、何をすればいいか。
私が実際にやってみて有効だったノウハウを、ぜひセミナーへ聞きにきて下さい。

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