起業家・清水流美コラム(2)

 まずは起業して3年続けることををめざそう。



起業するときや起業を考えるとき、とても不安なのは、
「いつ、どんな試練が起こるかわからない」ということだと思います。

実際、起業したら、知らないことや分からないことが山のように降りかかり、
「なんなの!いつになったらこんな混沌から抜け出せるの?」と思うことがあります。

そんなとき、まずは「3年」を目指すと良いと思います。

石ノ上にも3年とは、起業にも当てはまるのかもしれません。
起業して3年間のあいだに、概ね一通りのことを経験します。
そして3年間を振り返り、事業が上向きになっていれば今後継続する価値があると思います。
3年も経つと、いろいろなことが落ち着き、自分の時間にも余裕が出てきます。そして日々のタスクの中でもマニュアル化できるものとそうでないもの、つまり仕事と作業に分けることができるようになってきます。

そうすれば、例えば作業はアルバイトさんに任せて自分は仕事のみをする…という風に、自分の「時間」を作り出すことができるようになります。
そしたら、次は「別の事業を考えてみようかな」など、新しいことへ踏み出すことができると思います。

まずは3年。それを目指してください。

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